toggle

sailor 貴帆 北田浩  Never Stop The Challenge

2022-08-19

Route du Rhum 2022の参加を取りやめました。

Christophe Favreau / KIHO 146
Route du Rhum-Destination Guadeloupe 2018の時(撮影:Christophe Favreau)

Route du Rhum-Destination Guadeloupe 2022(以下RdR)のレース参加を取りやめました。

50艇枠にエントリーを認められ準備を始めていましたが、なんとレース期間中のたった1日だけ日本に滞在していなければならない理由が出来てしまい、それを回避することが不可能であると判断しました。

2014年、Saint-Maloに訪れてRdRのスタートを観戦した時、このソロ大西洋横断レースの現地の盛り上がりは、私の次の挑戦への想いを大きく刺激しました。その後のThe Transat 2016に始まるフランスを中心としたヨーロッパでのオーシャンレースを続けることになった原点でもあります。

RdR2014のレースヴィレッジにて(北田撮影)

それだけに、自信を持って参戦した2018年のレースでは、度重なるセーリングトラブルに見舞われ不本意な結果となり、喜びと悔しさが入り混じるものでした。2022年のレース参戦を決めたのもヨーロッパでの挑戦の集大成として位置付けていただけに不参加は残念ではありますが、次なる挑戦に向かいたいと思います。

NEVER STOP THE CHALLENGE

 挑戦は終わらない

 と思う。


※既にウエイティングリストのスキッパーに書き換わっていると思いますが、公式サイトに掲載されていた私の紹介ページをご覧下さい。

【日本語翻訳文】
私について
1964年青森県生まれ。化学分野のプロジェクトをコーディネートする企業の代表。40歳のときにヨットの魅力に取りつかれ、35フィートのプレジャーボートを購入していくつかのレースに参加。47歳のとき、3隻目のボートを購入し、もう少し性能の良い37フィートのボートで、2010年の沖縄-東海レース(全長720マイル、日本最長のレース)に参加した。2年後の2012年には41フィートに乗り換え、地元青森のチームメイト8名と同レースに参加。大海原の本当の洗礼を受けたのは2013年、「トランスパシフィック・ヨットレース~ロサンゼルス~ハワイ~」のスタートラインにクルーと一緒に立ったときだった。総合で1位、修正タイムで2位の成績を残す。ヨットを始めてから10年後、複雑なレーティングシステムを持つIRCでのレースに魅力をなくして、新しい艇を買うためのインスピレーションを求めて何度もヨーロッパに渡った。2014年のルート・デュ・ラムのスタート観戦を機に、シングルハンド、ダブルハンド、フルクルー、オフショアや沿岸部など、さまざまなフォーマットでレースができるClass 40への乗り換えを決意。2015年末に私のClass40が建造され、2016年の初めには、最も難しいレースであるThe Transat(The English Transat)からヨーロッパでの新しい冒険を始める。それ以来、Class40のサーキットで最も重要なレースに参加するようになった。


「憧れ、願望、夢」50歳でRoute du Rhum-Destination Guadeloupに出場するためフランスでのセーリングを始めた。2016年にThe Transatに挑戦したときには「51歳のルーキー」と呼ばれた。2018年に初めてのRoute du Rhum-Destination Guadeloup を完走。今年は58歳になる、自分の可能性を確認するために「再び」この美しいレースに挑戦したい!

セーラーは自分について語る
星座:獅子座
好きなフリーズドライ食品:チョコレート
幸運のお守り:自分の信念
船のニックネーム:マダム貴帆
好きなクレオール料理や飲み物は:コロンボとラム酒 (訳者注:クレオール料理とは、フランスの島々であるグアドループ諸島とマルティニーク島などのカリブ諸島の料理のこと)

セールNo.:JPN146
製造年:2015
アーキテクト:FINOT-CONQ
造船所:POGO STRUCTURES
全長:12.18m
ビーム:4.50m
重量:4.5T
ドラフト:3m
マスト高:19m
クローズホールドエリア:115㎡
ダウンウインドエリア:245㎡

コメント1件

  • 西 啓 より:

    まだまだお若いから、幾らでもやりたい事が湧き出ます

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です