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sailor 貴帆 北田浩  Never Stop The Challenge

2017-04-23

シェルブールからカーンへの回航

貴帆通信 シェルブールからカーンへの回航貴帆通信 2017/04/02
ロリアンでのISAF講習を終えた3人と、パトリシア、清水が陸路シェルブールに到着し一同が合流した。
近くのBarで地ビール&色々で回航最終レグに向け英気を養った。

貴帆 KIHO ジャン出港直後ジャンはギアの整備をはじめた。ジャンは安易な消耗品の交換を嫌う。
自らSponsorを集め、キャンペーンを張ってきた彼は資金の無駄遣いをしない。
シート類の表皮が痛めば、カバーリングして延命しようとするし、堅くなれば水洗とリンスをしてくる。
パーツ入れのプラスチックタッパにヒビが入れば、ビニールテープで補修してとことん使い倒す。
艇の整備も自らの艇の様に大切に維持管理する。
信頼出来るコーチ兼、相棒だ。

さて、陸上班のパトリシアと清水は車で一足早くカーンにむかい、レース時の宿候補探しや街情報の収集に走り回っている。
海上班の私とジャン、そして3名のチャレンジャーの計5名で、カーンへのワンオーバーナイトデリバリーが始まった。

この日は、前半10ノット前後の風で少し物足りない感があったがCode0に替えるには微妙な状況だった。
しかし、基本的なトレーニングをするには丁度良かった。
jeanによるレクチャーが始まった。

後藤くんにとっては一連動作のおさらい、他2名の若者にとってはclass40初体験、私は身体が海modeへの移行完了できカメラ担当で、船上には良い時間が流れていった。
後藤くんはjeanから学んだことを惜しみなく積極的に後輩らに教えていく、その光景を眺めていると、とても清々しい気分になっていく。

自分の情熱が無くなる前に経験値の伝達システムが形になれば良いな~
中盤、Code0があがった。これで後藤くんは、ストームジブを除く全てのセールを展開出来た。私と彼は突貫工事で、奇跡的にも超短期間で一通りの練習ができた。

市村くん志賀くんの動きも観察する事が出来、彼らの目標に対してのstep upプランも描けそうだ。夢の実現に向けて微力であるが手伝っていきたい。

後半、超微風と濃霧となり、これはこれで練習にもなったのでは無いだろうか。
私とjeanは殆ど手出し口出しせず、というかよく寝てよく食べていた。
後藤隊長以下市村、志賀トリオで最終目的地カーンの入港口付近まで艇を進めた。

今回の回航でナビステーションの大改造後、一通り動作確認をした。NKEのトゥルーヘディングコンパスが時折怪しい状況になる。プロッターの現在地が安定しない。レーダーは大丈夫そうだ。AISデータを3分配する仕組みも出力減衰する事なく上手く動いているようだ。
インマルでのデータ通信、イリジウムGoでのメールも確認出来た。
ハイドロジェネレーターも良好。

いただけないのは、エスケープハッチの漏水が完全に治っていないこと。
もうレース中に水汲みはしたく無いので、造船所に対応を要請した。
濃霧の中、チャネルの入港口に到着、ロックが開く七時半まで待機した。
時間が近づき水嵩がジワジワと上がり、いよいよ遡上開始だ。
ロックを超え最初のマリーナで陸上班のパトリシア清水と合流、まだ回航中につきビールの差し入れは無い。
ここには、一足早く帰国する後藤くんの引き渡しのために寄港したので、見送ったあと、遡上再開となった。

貴帆通信 シェルブールからカーンへの回航

貴帆通信 シェルブールからカーンへの回航

貴帆通信 シェルブールからカーンへの回航

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